「女優は見られて綺麗になる」みたいな話

コロナによる自粛で家庭菜園を始めたのですが、同じ育てるのでも花には全く興味が持てませんでした。しかし、あることをしてから花にも少しずつ取り組むモチベーションになったんです。そのあることとは・・?

家庭菜園は野菜が収穫できるという実益があるので、やり出したらすぐにのめり込んでいきました。

 

まだまだやり方が稚拙な部分もありますが、自分の家で楽しむには十分な量が収穫できています。

 

(野菜そのもの以外にも家庭菜園には良い部分がありますが、それはまた別の機会に・・)

 

 

 

野菜作りで土やプランターを使っているので、それらを流用して花も育てられる状態なのですが、そこには中々たどり着きませんでした。

 

花が綺麗なのは分かりますがそれだけなので・・。

 

正確に言うと、自分が綺麗だなと感動する割合よりも育てる労力の方が勝っている感じでしょうか。。

 

 

 

物は試しとパンジーやミニひまわりを育ててみましたが、やはり野菜よりもやる気が出てきませんでした。

 

しかし、それらの花のプランターをある場所に移動したときに考えが変わます。

 

その場所とは・・家の玄関先です!

 

 

 

なんだと思われるかもしれませんが、これは大きな変化でした!

 

これまで裏庭で育てていて自分くらいしかその姿を見ていない花が、家に来られたお客さんや道行く人達に見てもらえる状態になったんです!

 

よっぽど花に興味がなければ、別に注意深く玄関先のプランターを見ないかもしれません。

 

しかしチラ見だけでもされると思うと、とたんに普段の花の世話にも力が入るようになりました。

「人に見られる」ことって大きな力がありますね・・。

 

自分1人ではどうしてもサボったり、他の楽しいことをしてしまうところに発破をかけることができます。

 

それからは、今まで私があまり理解できなかったもの、カフェに行って仕事すること、ジムに行って体を鍛えること、自分の部屋でなくリビングで宿題すること、なども人によっては効果があることなんだと思い直すようになりました。

 

もちろん良いことばかりではなく、逆に人の目を意識しすぎて目的と違うことをしてしまう場合もあるでしょうが。。

 

 

 

ギターに関しても「人に見られる」ことをうまく考えていけたら良いですね。

 

良い効果がありそうなのは、ライブや発表会の機会があったり、SNSに演奏を定期的に投稿したり、誰かと一緒に演奏する機会を作ったりということでしょうか。

 

自分以外の人に聴いてもらうという意識が、練習の質や曲への取り組み方を変えてくれると思います。

 

 

 

逆にあまり意識しなくて良いこととしては、例えば楽器屋さんでのギターの試奏が挙げられると思います!

 

ついつい良い所を見せようと難しいフレーズを必死になって弾いてしまいますが・・これは完全に目的を見失ってますね。

 

ギターの音や機能、持った時の感覚などを確認するために弾かせてもらっているのに、弾くのに必死で結局何も得られなかったとなりがちです。

 

 

 

人前で演奏するときにあがってしまう(悪い緊張感をもってしまう)のも「人に見られる」ことの良くない効果ですね(私も緊張しいですが・・)。

 

その力を演奏に集中する方向に使えれば、もっと満足のいくパフォーマンスができるはずです。

 

弾いている本人が失敗したと思っても、聴いている人はほとんど気にしてない(または気付いていない)ことがほとんどだと思うので。。

 

 

 

趣味の家庭菜園から無理やりギターの話に繋げましたが、今回こんな感じです!

 

しかしコロナで人前に出る機会が減っていると思うので、今まさに大事なことの気もします。

 

他人の目だけでなく、自分で自分のことをどれだけ厳しく見れるかで、コロナ明けの人からの評価も大きく変わってくるかもしれません。

 

と言いながら、ブログを書き終わったことに安心してスマホをいじり出すダメな自分が見える・・。

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