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B'z LIVE-GYM 2025 -FYOP- のギタリスト的所感

先日、B'zのドームツアーの千秋楽に行ってきました。見聞きした内容を伝えるのが下手ですし、特別知識がある訳でもないので、普段はライブやアルバムのレビューはしていません。しかし、今回のライブではいつもとは違った特別な点がいくつかあったので、ブログに残しておきたいと思います。

ステージサイド体感席

 

今回初めてステージサイド体感席と呼ばれる、通常席の販売終了後に追加で開放された席でのライブ鑑賞となりました。

 

各ドーム会場で異なる部分もあると思いますが、私が行った京セラドームではこの辺です。

 

ステージのほぼ真横から、後方にかけて設けられた席です。

 

おそらくステージを挟んで逆側にもあるのだと思いますが、見えなかったので分かりません・・。

 

 

 

こんな位置で普通にライブが観れるのかというのが、まず気になる部分かと思います。

 

結論から言うと、B'zの2人やバンドメンバーが観えない時間が長いものの、ステージの端まで来てくれるとかなり近距離になるので、まあまあ満足という感じでした。

 

ステージの横に巨大なディスプレイが設置されており、メンバーが死角に入ってしまっている時でも、そこに映し出された映像や演出を楽しむことができます。

 

また、ライブを観ていながらもライブをしている側の視点に近いため、いつもと少し違った感覚になれるのも特筆すべき点かと思います。

 

 

 

ただ、このステージサイド体感席が普通の座席と同じチケット代だったのが、少し不公平感が残りました。

 

確か私の行ったステージサイド体感S席が、通常のS席と同じ値段だったと思います。

 

まあ、もし体感席が安くなっていたら倍率が増えるので、そもそもチケットが当選してなかったかもしれませんが・・。

 

そう考えると、チケットの売れ行きによって追加開放席の値段を変えたりしてるのかもしれませんね。

 

 

 

後は、同じ体感席でも他のドーム会場ではほとんどステージが観えなかったり、ディスプレイが小さかったりで不満が出ている所もあったようです。

 

どの会場でも同じようにとは中々いかないと思いますが、ライブを楽しみに日々頑張っている人もたくさんいるので、なんとか改善してほしいですね。

松本さんの体調

 

ご存知の方もいらっしゃると思いますが、Gtの松本さんが2025年の6月に体調を崩されて、ライブの出演を辞退するという出来事がありました。

 

しかも出演を辞退したライブは、UNITEというB'zが他のビッグアーティストとコラボするかなり特別なものでした。

 

そんなライブに出られない(アンコールは出たそうですが)くらいの体調だということで、私達ファンはかなり心配していたという経緯があります。

 

 

 

それからおよそ半年後に行われた今回のドームツアー、しかも千秋楽に臨む松本さんに、嫌が上でも注目してしまいます。

 

ギターを縦横無尽に弾いている姿を観たいけれど、決して無理はしないで欲しい・・。

 

多くのファンの方が、そんな相対する感情が交錯する特殊な心理状態だったと思います。

 

 

 

いざライブが始まると、体調のことを感じさせないような、極上のギタートーンが響き渡りました。

 

特にライブ前半は、本当に本人が弾いているのかと疑ってしまうほど、これまでのライブと変わらないギタープレイが繰り広げられます。

 

しかしライブ後半に差し掛かってくると、徐々に疲労の色がギターに出てきたように感じました。

 

 

 

単純なミストーン(以前のライブではほぼ皆無だった!)が散見されたのもそうなのですが、何よりも松本さんだけがバンドの演奏とズレている部分が多く見られたためです。

 

何というか、ギターの呂律が回っていないような感じでしょうか・・。

 

極めつけは、(おそらく何千回も弾いているであろう)超有名曲のイントロのリードギターのフレーズが出てこなくなっていたシーンです。

 

はっきりと数えていませんが、体感で4小節くらいギターが無い状態が続いていました。

 

 

 

この時、ちょうどB'zの2人がステージ横まで来てくれていて、肉眼で確認できる状態でした。

 

ギターが消えて1小節くらい過ぎた後、Voの稲葉さんが松本さんの方に視線を向けるのですが、これがかなり印象に残っています。

 

いつもの演奏のノリの中でお互いを見るようなパフォーマンスではなく、明らかに不測の事態を心配するような、稲葉さんの動きだったためです。

 

松本さんがギリギリの状態で今回のライブに臨んでいることが、強く伝わってきました。

 

 

 

一部の曲で少し袖にはけていたようにも見えましたが、幸い倒れてしまうとかそういったことはなく、2時間を超えるライブは無事に終了します。

 

松本さんはミスしてもフレーズが飛んでも、常に楽しんでギターを弾いているように見えました。

 

これまでは超一流のプロフェッショナルを(悪く言えば)演じているというイメージでしたが、今回のライブでは、本心からギターが弾ける喜びを噛みしめているという印象です。

 

そういえばギタリストが書いているブログなのに、全然ギターの話をしてませんね・・。

 

まあ使用機材などについては、またギター雑誌に詳細が出ると思うので楽しみにしておきましょう(丸投げ)。

 

ただ思い返すと、トレードマークのレスポール(ご本人のダブルカッタウェイのモデルでないもの)の登場頻度は低く、フライングVが結構使われていたように思います。

 

もしかしたら、重くて体に負担のかかるレスポールを、今回は避けていたのかもしれません。

稲葉さんの完璧なステージング

 

Voの稲葉さんの方は、年齢を感じさせない、というかそんなことがどうでも良くなるくらい、これまでと変わらない熱いパフォーマンスをみせてくれました。

 

しかも、会場にいる人間を誰一人取り残さず、それをやってのける所がめちゃくちゃ凄いです!

 

 

 

最初に触れたようにステージサイド体感席で観ていたのですが、何度か近くまで来てくれました(めちゃくちゃうれしい)。

 

もちろんステージ中央から前方に向けてのパフォーマンスがメインですが、会場(超絶広いドーム!)内の座席位置を把握していて、どこの席からもまんべんなく観えるように動いているようでした。

 

ある程度動き方を決めている部分もあると思いますが、あんなハイトーンで歌いつつ自然にそれができるなんて凄いと思います。

 

 

 

MCに関しても配慮が行き届いていました。

 

その場にいる(時にはバンドメンバーやクルーを含んだ)全員に響く、特別感がある内容のMCばかりでした。

 

面白かったのは、京セラドームを大阪ドームと言ってしまい、慌てて言い直していたことです。

 

別に間違いではないと思うのですが、京セラさんは名前を出すためにお金を払って命名権を取得している・・という認識があるからこその、プロフェッショナルな言い直しだったと感じました。

 

 

 

以上、「B'z LIVE-GYM 2025 -FYOP- のギタリスト的所感」でした。

 

松本さんにはしばらく休んで欲しいと多くの人が考えていると思いますが、実は数ヶ月後に次のツアーが決まっています・・。

 

私が言っても仕方ありませんが、本当に体にだけは気を付けて臨んでほしいと思います。

 

 

 

ライブの最後の方で、稲葉さんが松本さんのことを「マイヒーロー」と紹介するシーンがありました。

 

この短い言葉の中に様々なニュアンスが含まれており、観ていたファン全員が涙していたと思います。

 

今回の松本さんの佇まいはギターヒーローというだけでなく、生き方まで含んだ真のヒーローのそれだったように感じました。

 

 

 

ほとんどギターに関係のない話題になってしまいすみませんが、最後までお読み頂きありがとうございました。

 

読んで下さった方の中には、B'zのライブに行かれてる方も多いと思います。

 

これまでと変わらず、またどこかのLIVE-GYMで元気な2人のヒーローが観られることを祈って、今回のブログの結びとしたいと思います。

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