ストレンジャー(ビリー・ジョエル)

曲について

 

都会的な哀愁が漂う何とも日本人好みの曲調ですが、歌詞は「自分自身の中のストレンジャー」に関する少々哲学的な内容の楽曲です。

 

私にとっては、初めてフィンガーピッキングディに出場したとき(2013年)に演奏した、思い出の曲です(めちゃくちゃ緊張しました!)

アレンジについて

 

このアレンジは、当時師事していたギタリストの小出憲先生からアドバイスを頂きながら、完成させたものです。

 

1人で作業していたら、一風変わったコード進行のBメロ(2:04~)で挫折していたかもしれません。。

 

 

 

原曲では口笛が入る、スローなイントロおよびアウトロと、疾走感のある本編とのコントラストが印象的なので、すべてのパートをアレンジの対象としました。

 

 

 

本編(1:00~)で右手の付け根でミュートして弾いているベースは、始めは四分音符のシンプルなリズムにしていたのですが、勢いをつけるために現在のパターンに途中で変更しました。

 

 

 

苦労したのは、洋楽のシンガーソングライターにありがち?な「歌詞によって節回しが全く異なる」のを再現することでした。

 

なるべく原曲に忠実に歌メロを弾いて、曲に表情をつけようとしましたが、英語の歌詞まできちんと知らないと中々覚えられませんでした。

 

歌っている内容を把握する以外に、リズム面でも歌詞を理解した方が良いという教訓になりました。

 

 

 

曲の最後は、個人的に大好きな響きのEm add9を使っています。音が絶妙にぶつかり合う感じがたまりません!