吉田拓郎 作詞・作曲。
学生時代の友人と集まると、歌いたくなる曲です。
大人になっても心のどこかに昔と同じ若々しい気持ちがくすぶっていて、この曲を聴くとついつい物思いにふけってしまいます。
原曲の構成としては、Bマイナーキーで4コーラスの後、半音上がってCマイナーキーで2コーラスとなっています。
途中の転調が、まるで時の流れを表現しているかのように効果的に響いています。
素早く転調するために、グライダーカポを使用しています。
グライダーカポはネック場を回転しながら滑って移動することで、通常のカポのように一旦はずさずともポジションが変えられる優れものです。
ただし、移動にはコツが必要な一面も‥。
グライダーカポの販売元などのデモ演奏を見ると、左手の親指で悠々とカポ位置を変更しているのですが、私にはちょっと真似できず‥結局右手でずらしています。
使いこなすには「カポを動かす練習」をしなければなりませんね!
余談ですが、リアルタイムで体験していない私にとっては、ムッシュかまやつさんはこの曲やスパイダースの「バン・バン・バン」のイメージだったのですが、他のソロ作品を聴くと(2019年時点でも)かなりアバンギャルドな雰囲気が漂っています。
リリース当時は時代の最先端だったんだろうなと容易に想像できる音なので、興味がある方はぜひ聴いてみて下さい!