まるでオペラの一幕にでも流れそうな、B'zの中でも異色の雰囲気を持った曲ですね。
イントロの呻(うめ)き、咆哮するギターから既にカッコ良くて身震いしてしまします。
一部のライブでは、怪人に扮したヴォーカルの稲葉さんが、曲終わりに(セットの高い所から)飛び降りる演出があり、これがまた鳥肌ものです。
ぜひ映像作品でチェックしてみて下さい!
ちなみにWikipediaで知ったのですが、B'zのシングルで2番目に売れた曲だそうです(1位が「愛のままにわがままに 僕は君だけを傷つけない」なのは有名ですね)。
私自身、大好きなB'zの曲は歌伴では何曲も演奏してきたのですが、ギターのソロアレンジとしては取り組んだことがありませんでした。
せっかく挑戦するので、ギター1本でのアレンジが難しそうこの曲にした次第です(実際に難しかったです・・)。
同じコード進行が繰り返される感じだし、ルーパーを使ったら何とかなるだろう!
その考えは、曲のコピーを進めるに連れて砕け散っていきました・・。
微妙にコード進行が変わっていたり小節数が違ったりで、うまくルーパーがはまらないんです。
そこで、コード感が弱いピアノの高速フレーズと、打ち込みのバスドラっぽい音のみを始めにルーパーに入れて、必要なときに再生することにしました。
ルーパーを使ってアレンジするときは、いかにも1パートずつ重ねていってますという感じをなるべく出したくないので、必要最低限の長さだけ録音してループしています(これでも頑張って短くしたんです・・)。
2回目のサビの後は、ソロ演奏でも最後まで楽しんで聴いてもらえるように、原曲とは異なる展開にしました。
1:49~は、大きな教会で一人でパイプオルガンを弾いているイメージ
2:29~は、怪人が街を闊歩しているイメージ
その後、もう再利用することがないルーパーのピアノ&ドラムフレーズに、次々と音を重ねていってわちゃわちゃ感を出してます。
最後に・・イントロとアウトロは、Phantomつながりのあの曲のフレーズです(ここしか弾けません)!