
座ってギターをギターを弾く時の構え方も色々あります。まず、座るための椅子の高さで、大きく2タイプに分かれる気がします。
膝が伸びるくらいの高い椅子に座って、中間くらいの高さにある「桁」に右足を掛け、右太ももにギターを乗せる。
この方法は、座っているにもかかわらず、立っているかのようなシルエットで、スタイリッシュな雰囲気になります。
ハイポジションを弾く時に、左足が邪魔にならないのも良い感じ。
同じく高い椅子に座っていても、主に肩に掛けたストラップでギターを支える方法もあります。
こちらは、少しリラックスした見た目に。
膝が90度くらいに曲がる低い椅子では、両足を床に付けて、右太ももにギターを乗せるのが、もっともシンプルなやり方です。
ワイルドにかっこ良く弾けますが、ギターの位置が右寄りで低いため、テクニカルなことはやり辛い印象。
右足を上にして組んでギターを構える方法は、ピッキング位置が身体の中央付近になり、ギターの位置も高くなるため、弾き易いです。
足台などの機材がなくてもすぐに構えることができ、見た目はカジュアルな感じ。
デメリットとしては、椅子の高さでギターの位置が変わってしまうことがあったり、左足を踏んでリズムを取ることが出来ないことでしょうか。。
左足を足台に乗せ、左太ももにギターを構えると、伝統的なクラシックのフォームになります。
ギターが両足と右腕でしっかりと固定されるため、非常に安定したプレイが可能。
近年では、両足を床に付けつつ、左太ももとギターの間に高さ方向のスペースを作る機材(ギターサポートとかギターレストとか言うそうです)をかませるという、足台を使わないクラシックフォームも見られます。
足台使用時と同じポジションで弾けますが、姿勢的に疲労が少なくてすみそうです。