· 

音楽における「守るべき時間」「守らなくて良い時間」とは?

待ち合わせの時間よりかなり早く着いてしまう人、締め切りのギリギリまで粘って完成度を高めようとする人・・時間に対する感覚は人によって様々だと思います。今回は音楽に関する「守るべき時間」と「守らなくて良い時間」という両極端なトピックについて考えてみました。

守るべき時間

 

まずは、音楽に関する「守るべき時間」です。

 

ライブを見に行く時の開場時間や、練習スタジオの利用時間、レンタルCDの返却期限等、色々と思い浮かびますが・・この辺の時間は、きっちり守って当たり前という感じがあります。

 

守らないと普通に怒られますし、金銭的に補填する必要が出てくることもありますし・・。

 

今回はそういった常識の範囲内のことは置いておき、意外といい加減に扱われがちな時間について書いてみます。

 

それはずばり「持ち時間」です!

 

 

 

持ち時間・・ライブやイベントで自分が使える時間のことですね。

 

曲を詰め込み過ぎたり、MCで喋りすぎたりするとオーバーしてしまうことが多いです。

 

逆に、用意していた曲数が少なかったりすると、時間が余ってしまうこともあります。

 

どちらにしても、持ち時間が守られないと、あらかじめ決められているタイムテーブルが狂ってしまいますね。

 

少しくらい予定通りでなくても良いのでは?と思われるかもしれませんが、少しのずれが意外と大きな影響を及ぼすことになります!

 

 

 

例えば、複数の演者が順番に出てくるライブを考えてみて下さい。

 

時間的に、何とかお目当ての演者の出番は見れそうだけれど、それが終わったら仕事に戻らないといけない・・。

 

そんな時に、もし持ち時間をオーバーする演者がいて押してしまっていたら、せっかく見に来たお目当ての演者のライブを、途中で抜けることになってしまいます。

 

 

 

時間が余ってしまう場合も良くありません。

 

演奏がない時間(転換時間)が長くなって、ライブ全体が間延びしてしまいます。

 

演奏時間自体が短いので、せっかく来たのに中身があまりないライブだな、と思われるかもしれません。

 

お客さんだけでなく、他の演者にとっても、想定していた衣装チェンジや楽器の準備等のタイミングが変わってくるので、悪い影響が出てきてしまいます。

 

ではワンマンライブだったら時間をオーバーして良いのか?と言うと、そんなこともありません。

 

先ほどと同様に、ライブ後に予定のある人もいるでしょうし、時間通り終わらないと困る人は少なくないはずです。

 

何より、ダラダラとやっていたらお店に迷惑ですよね・・。

 

 

 

盛り上がってきたので、時間をオーバーしているけどアンコールに応えます!

 

と言うのもライブの醍醐味だと思いますが、基本的には予定通り遂行して、イレギュラーなことは他の人の都合も伺いながらやるべきではないでしょうか。

 

 

 

では、持ち時間をきっちり守るにはどうすれば良いのでしょうか?

 

それは、愚直ですがリハーサルして所要時間を計ってみるのが一番だと思います。

 

もちろん実際に演奏する場所で計れればベストですが、自宅や練習スタジオでも計測は十分に可能です。

 

 

 

演奏予定の曲はそれぞれ何分ほどか?

 

すべての曲を合計すると何分になるか?

 

スマホのストップウォッチの機能を使えば、すぐに調べられます。

 

頻繁に演奏する曲は、あまり演奏時間が変化することがない(テンポが安定している)ので、一度調べた演奏時間をメモしておけば、何回も計る必要がありません。

 

 

 

曲間のMCも考慮すると、所要時間の計測精度をより上げることができます。

 

ただ、どちらかと言うと、演奏よりもMCの方が不確定要素が多いので、MCで時間の微調整ができるようにするのが良いかもしれません。

 

観客席から飛んできた声に応えることもあるでしょうし、急に話したい内容が増えることもあるので・・。

 

予定していないことが増えたら、予定していることを減らせば、大体プラスマイナスゼロになるはずです!

 

 

 

持ち時間に準備・撤収が含まれている場合は、それにかかる時間も考慮して時間を計る必要がありますね。

 

特に演奏を始めるまでの準備時間は、配線で手間取ったり、チューニングが中々合わなかったりと、不測の事態が起きて長くなりがちです。

 

今回はライブやイベントを想定した持ち時間の話でしたが、コンテスト等では時間超過は即減点となるので、より一層注意が必要になります。

守らなくて良い時間

 

次は、音楽に関する「守らなくて良い時間」です。

 

守らなくて良い時間なんてあるのか?と思われるかもしれませんが、最近それに該当するものを見つけました。

 

それは・・「練習時間」です!

 

 

 

練習時間と言っても、曲を弾けるように繰り返し練習している時間ではありません。

 

何も考えずにダラダラと弾いていても良いことはありませんし、無理に長時間練習を続けていると、手を痛めてしまうこともあります。

 

ここでの練習時間は、耳コピやアレンジ、作曲、音作り等をしている作業時間のことです。

 

ちょっと共通項が分かりにくいですが、費やす時間が長いほど成果が上がる確率が高くなる作業、と言えるでしょうか。。

 

 

 

例えば、あるギターフレーズを耳コピしていて、もう少しで全部の音が取れそうなのに!という時間帯はありませんか?

 

曲を作っていて、良いメロディーが出そうで出ない!という時間帯はありませんか?

 

そんな時、予定していた練習時間を過ぎてしまって、続きはまた明日!となったら、かなり作業効率が落ちてしまいます。

 

次の日、どんな状態だったかを思い出して、問題の部分に取り掛かって、徐々にカンを取り戻して・・と何歩か後退した所からの再スタートになるので、下手すればまたすぐに練習の終了時間になってしまいます。

 

下手すれば、毎日、出来そうで出来ない状態で終わるという無限ループに陥る可能性も。。

 

 

 

なので、こういった作業はなるべく時間に余裕がある時、いわゆるケツカッチンでない時にやるのが吉です。

 

練習を止めるのは、耳コピで音が取れたり、作曲で良いメロディーが浮かんだタイミングにするいう感じですね。

 

時には何も成果がなく終わることもあるかもしれませんが、その練習時間は無駄にならず、次にしっかりと活かされるはずです。

 

 

 

何かと忙しい現代なので、練習時間も日に30分だけ辛うじて確保している・・なんて人も多いと思います。

 

毎日は難しくても、予定のない休日や不意にできた自由時間に、時間を守らない練習をやってみると、きっと成果が現れてくるはずです。

 

とは言え、耳コピやアレンジ等に締め切りがある場合はこの限りではないので、しっかり期限に間に合うように作業を進めないといけませんね。

 

私も、YouTubeに投稿するギターアレンジのストックがカツカツなので、ゆっくり時間をかけてアイデアをひねり出してみたいと思います・・!

関連記事

聴く時間と弾く時間のバランスを考える


計算式から導く!正しい弦の緩め方



ギターを弾く時は七分袖が最強説


ギタリストは時間の魔術師!?