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ライブで起こったトラブルいろいろ【前編】

予想外のことが起こるのがライブの面白さの1つだと言われますが、トラブルは起こらないに越したことはありません。今回はこれまでに遭遇したライブでのトラブルを振り返り、不測の事態が起こった時の備えにできるよう、まとめてみたいと思います。

電源が取れない

 

ライブハウスやライブバーなどの屋内の会場でのライブでは、電源の心配をすることはほとんどありません。

 

あるとしても、コンセントが遠い場合に備えて延長コードが必要かを考えるくらいです。

 

しかし、屋外の会場だと電源が取れない場合があり、アンプやエフェクターが使えず一気にピンチに陥ることがあります。

 

 

 

実際に、自分の勘違いから、本番前日にようやく会場に電源がないと分かったことがありました。

 

エフェクターをがっつり使ったパフォーマンスをする予定だったので、この時はかなり焦りました・・。

 

エフェクターを使わない曲に変更することも考えましたが、エフェクターは大抵9V電池(四角い電池)で駆動させられることを思い出し、急遽電池を準備します。

 

 

 

後はエフェクターに電池を入れてセッティングし、軽く音出し確認をすれば良いだろうと思っていたのですが・・。

 

エフェクターの背面カバーを開けた所、なんと電池に対応しているのは使用予定の3つのエフェクターの内、1つだけということが判明します。

 

これはもう詰んだ!ということで、何とかその1つのエフェクターで演奏可能なアレンジに微修正して、本番に臨みました。

 

 

 

この時は本番前日に分かったから良かったものの、当日に会場に行ってから気付いていたら、かなりのダメージだったと思います。

 

早目にライブ会場の情報を入手することが大事!

 

さらに、自分の機材のスペックを知っておくことも大事!ですね・・。

機材を忘れる

 

先程のエフェクターのように、機材が増えると忘れ物をする確率が上がります。

 

さすがにギターやエフェクターを忘れたことはありませんが、演奏で使う予定だったカポを忘れたことがありました。

 

その時は、ライブしていたお店の備品のカポをお借りすることで、難を逃れることができたんですが・・一歩間違えたらその曲を演奏できない所でした。

 

 

 

ラッキーなことに、お借りしたカポは普段使っているものと同型(クリップ式)でした。

 

というのも演奏中にカポを素早く移動させて転調するアレンジの曲だったので、もしカポがあってもネジ式のように着脱に時間のかかるものであれば、結局演奏はできません。

 

人から借りようとしていて、文句を付けるなって感じですが・・とにかく忘れ物には気を付けないといけませんね。

 

 

 

今思ったんですが、ライブに持って行く持ち物のリストを作っても良さそうです。

 

遠足のしおりの、持ち物チェックリストみたいなイメージのやつです。

 

それがあると、ライブ会場に持って行く時はもちろん、ライブ会場から持って帰る時もチェックが可能になります。

 

ライブ会場に物を忘れると、後日自分で取りに行くか、郵送してもらったり、人づてに渡してもらったりすることになります。

 

何にしても会場の方に迷惑が掛かるので、何とか避けたい所ですね・・。

 

私自身、シールドケーブルを忘れてご迷惑をお掛けしたことがありました。

 

自分の出番が終わると安心して気が緩みがちですが、遠足と同じで家に帰るまでがライブです!

 

 

シールドで思い出したんですが、あるライブで共演したギター弾き語りのアーティストさんが、同じライブバーにシールドを2回連続で忘れて行ったことがあるそうです(持って行ったのがギターだけなのでPAに繋げない状態)。

 

その方は別にずぼらな感じでもないので、本当にたまたま連続で忘れてしまったんだと思います。

 

ライブバーのマスターからシールドを借りて、ライブ自体は問題なくできたようなのですが・・。

 

 

そのマスターがたまたま少し癖が強い方で、2回目に忘れた時に「シールドくらい自分で持って来い!」とブチギレられたそうです。

 

それ以来、そのアーティストさんとマスターは疎遠になってしまったとのことでした。

 

そもそも忘れ物をしなければ良いんですが、人間なのでたまにはミスもしますよね・・。

 

いくつかの要因が重なり合った時に事故が起こるんだなと、再認識させられた話でした。

音が出ない

 

ステージに上がってセッティングしたものの、音が全く出ない・・。

 

これは結構な頻度で起こるトラブルです。

 

ほとんどの場合、シールドが繋がっていないなどの単純な原因なんですが、本番直前で焦りもあるため、なかなか気付けないことも多いです。

 

 

 

音が出ない以外には、演奏途中で音が(PAから)出たり出なかったりを繰り返すような現象に遭遇したことがあります。

 

たまたま小さな会場だったので、生音の音量を大きくして何とかその場をしのぎましたが、演奏中はもうヒヤヒヤでした。

 

最初はシールドが断線しかかっていたのかなと思ったのですが、後で確認したら問題ありませんでした。

 

おそらく、エフェクターの電源となるパワーサプライの充電が不十分だったか、ギターのプリアンプの電池の電流が不安定だったんだと思います。

 

 

 

他には、会場に備え付けのマイクが急に壊れて、音が出なくなったこともありました。

 

私はインスト(歌なし)でマイクはMCでしか使わないため、それほど問題にはならず、お店の方が気付いて予備のマイクと交換してくれました。

 

しかし、ボーカリストにとってはギタリストのギターの音が出ないのと同じ状態なので、結構なトラブルだと思います。

 

 

 

そういえば最近、ライブ会場に備え付けの物ではなく、自分のマイクを持参するボーカリストの方が増えているような気がします。

 

マイクも自分の声や体と共に楽器の一部だと考えると、その流れも当然なのかもしれません。

ピックを落としてしまう

 

演奏中にピックを落としてしまうのも、良くあるトラブルです。

 

観ている側からすると些細なことに思われるかもしれませんが、急遽指で弾くとなると弾き方やニュアンスが異なってくるので、演奏している側は大変です。

 

特にソロの時は、少し演奏を中断して拾うようなこともできません。

 

 

 

さらに悪いことに、こういう時に限って落ちたピックが足元の機材の下に転がったりして、中々見つけられない状態になりがちです・・。

 

漫才ではないのに、ステージ上で横山やすし師匠の「メガネメガネ」の動きをしてしまう羽目になります。

 

予備のピックをポケットに入れておいたりするのが安心ですね。

エフェクターを踏み間違える

 

これはトラブルというよりも、演奏のミスに近いかもしれませんが、エフェクターの踏み間違えも良く起こります。

 

当然、何らかの音響効果を狙ってエフェクターをオン/オフしている訳なので、踏み間違えると演奏の内容がガラッと変わってしまいます。

 

何よりも、想定していない音が出たことにびっくりしますし・・。

 

 

 

練習もエフェクター踏んでやっているはずですが、本番ではいつもと違う靴をはいたりするので、踏み間違える確率が上がりがちです。

 

特にスイッチの部分が小さいと、靴の裏のデコボコの間に入ってしまい、上手く踏めないことがあります。

 

本番で履く靴で、あらかじめ感触を確かめておく必要がありますね。

 

 

 

また、たまにあるのが土足厳禁の会場です。

 

素足(靴下)かスリッパでエフェクターを操作することになりますが、これが靴とはまた感覚が異なってきます。

 

踏むタイミングの計り方も変わってくるので、特にルーパーのような踏むリズムが重要なエフェクターでは影響が大きいです。

 

やはり、どのような状況で演奏するかという、事前のリサーチが大切ですね。

 

 

 

もし踏み間違えた場合は、何食わぬ顔をしてやり過ごしましょう!

 

聴いている側は、意外と異変に気付いていないものです。

 

ただ、誰もが分かるようなミストーンが出た場合はどうしようもありません。

 

上手な人なら、逆にミスをアピールして笑いを誘うなんてことも、できるのかもしれませんが・・。

 

 

 

さて、ライブで起こったトラブルを思い出しながら書いてきましたが、思ったよりもたくさんありました。

 

少し分量が多くなってきたので、今回はこの辺りで締めさせて頂き、残りは【後編】でご紹介しようと思います。

 

【後編】では主に人間同士のトラブルについて触れたいと思うので、引き続きお読み頂けたら幸いです。

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