ギターを弾いている人の多くは日々演奏だけをして生活しているのではなく、仕事や家事など様々なことを平行してこなしていると思います。そのせいでギターに取り組む時間が取りづらい面もありますが、逆に考えるとギターに活かせる経験をたくさんしているとも、言えるのではないでしょうか。
今回のブログを書くきっけけになったのは、先日受けた資格試験です。
最近は何をするにもパソコンを使いますし、情報処理に関する知識を広げたいと思い"基本情報技術者"の試験を受けてきました。
普通に勉強すれば通る、と世間一般では言われている試験なんですが・・。
いざ勉強して受験してみると、自分にとっては中々難しく、ギリギリでなんとか合格したという感じでした。
ほっと胸をなでおろしていて思ったのですが、試験の準備から本番の流れの中で、音楽に通じる部分があるように思いました。
その共通点はライブなどの本番、特にコンテストに挑む時に多そうです。
音楽とは直接関係のないIT系資格の受験経験ですが、ギターに活かしていくことはできないか?
以降に、考えをまとめていきたいと思います。
学生の方は、学校の定期試験や入試をイメージしてもらうと良いかもしれません。
準備から本番までの流れ
試験には、当然事前に勉強してから挑むことになります。
この時、習得しておくべき知識の範囲を明確にし、本番までの残り日数から日々やるべきことを逆算して考えなくてはいけません。
ある程度勉強が進んできたら、本番と同じ試験時間と問題数で模擬試験形式の勉強をしておくのも、有効な対策になってきます。
この辺り、ギターの練習から本番までの流れと、良く似ていないでしょうか。
さらに、自分の中では出来る限り準備したつもりでも、いざ本番になると思ったよりもできないという部分も共通しています。
今回受けた試験も、9割くらいは正解できるのではないかと思いながら臨みましたが、実際は合格ラインギリギリの6割強しか取れていませんでした・・。
私の見積もりが甘いだけかもしれませんが、この感覚はライブやコンテストに出演した時のものとかなり近いです。
試験勉強では参考書の問題を繰り返し解いていたので、さすがに何周かするとほぼ間違えることはなくなってきます。
しかし実際の試験では参考書と同じ問題はほぼ出てこず、得た知識を利用して考えないといけない状態になりました。
余裕でできると思っていたのに本番でつまづくと、焦りも生まれてきます。
ギターの場合だと、着実に準備を進めているつもりでも、同じ曲を同じ環境で練習しているだけになっていないか?
順調だと思う時ほど、一度自問自答してみる必要性を強く感じました。
通過点
試験とコンテストの共通点としては、それ自体が目的ではなく通過点であることも挙げられると思います。
確かに試験に合格したり、コンテストで賞を取ったりしたら、自身の経歴として記載できます。
職種によっては、それを取ることが必須の条件なこともあります。
しかし取得後にどう活かしていくかは、本番終了後の行動にかかっているのではないでしょうか。
ただ1つ言えるのは、準備から本番までの間に得た知識や経験で、確実にレベルアップしているということです。
資格に関しては、取って意味があるかないかという議論がよくされます。
就職の時に有利にならないとか、勉強する内容が実務と違うから役に立たないとかですね・・。
しかし本人が思うことがあってチャレンジしたのなら、それだけで意義のあることだと思います。
何の資格なのか?良い点が取れたか全然できなかったのか?結果がどうであれ、胸を張ってまた前に進めば良いのではないでしょうか。
何もやってないのに口だけ出してくる人の言葉に、耳を傾ける必要はありません!
マインドセット
本番中の気持ちの持ち方も、ライブやコンテストと共通点があると感じました。
試験中に分からない問題が続いたりすると、どうしても不合格になった時のことを考えてしまいます。
しかし解答できる時間が限られているため、余計なことを考えてる暇はありません。
良い結果になるように、全力で進めていくしかないですね・・。
どの問題を回答してどの問題を捨てるか?
選択形式であれば、捨て問題でも何か選んでおけば正解の可能性があります。
その場合も、いかに短時間でそれらしい解答を選択できるか・・。
頭と身体をフル回転させて、ベストを尽くさないといけません!
思わぬことが役に立つ
意外だったのは、試験の参考書に書かれていること以外の知識が役に立ったことです。
試験の内容は口外してはいけない決まりなので詳細は控えますが、最近急速に普及してきた技術に関する問題が多く出題されていました。
これらの問題に関しては新しい事柄のため本の参考書に詳しい記載がなかったのですが、ニュースや新聞で何となく見聞きした情報がかなり役に立ちました。
ずばり問題の答えが分からなくても、選択肢の中に意味を知っている言葉があれば、それが正解かもしれないのか、関係のない言葉なのかの判断ができます。
知らないカタカナ用語が出てきたとしても、もとの英単語の意味を知っていたら、何となく意味が予想できることもあります。
習っていない知識を総動員することで、例えば1/4で正解を選べそうな所から1/2まで確立を上げることができるます(ギリギリ合格できたやつが偉そうに言うことではありませんが・・)。
後は、パズル的な思考なども利用できました。
例えば、LIFOという略語が出てきた時に意味が分からなかったとしても、IT系の資格だからIはInputでOはOutputかな?と考えて、そこから膨らませていくことが可能です。
こんな感じだと、もっときちんと試験対策をしろと言われそうですが・・とくかく日頃から色々なことを見聞きして考えることが大事だなと思ったという話です・・。
以上、資格試験の経験をギターに活かす方法を考えてみました。
具体的なことには落とし込めておらずすみませんが、ライブやコンテストに出ているのとはまた違った形で、自分の血肉にしていきたいと思います。
試験以外にも、音楽に関してアナロジー(類推)できることはたくさんあるはずだと考えています。
普段の経験を活かして、より多くの人の琴線に触れるギターが弾けるように、共に頑張って行きましょう!



