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コード譜の通りに弾いてもしっくりこない時の対処法

歌本やネットで調べたコード譜を見て弾いていると、なんとなく合ってない感じがすることはないでしょうか?ちょっとテンションが下がる状況ですが、違和感を感じているという点で前進しているとも言えます。ではそこからイメージに近い音に変えていくには、どのような方法があるでしょうか?

具体的な対処法の前に、コード譜について少し考えておく必要があるかと思います。

 

コード譜のもとになる音は、耳が良い人(最近ではAIも?)が取っていることが多いですが、採譜の正確さはピンキリです。

 

誤った音を元にコード譜が作成されている可能性を、考慮しておく必要があります。

 

 

 

さらに、コードというのは、曲に使用されている和音をアルファベットや数字で簡略化したものです。

 

簡略化しているということは、情報がそぎ落とされているということですね。

 

ここでまた、原曲とのズレが発生することになります。

 

 

 

さらに、コードをギターで弾く際の制約も関係してきます。

 

ギターは弦が6本なので最大6つの音が出せますが、離れたポジションを同時に押えられないなど、自由に音を選択できないことも多いです。

 

押えやすいコードフォームを使うことで演奏はしやすくなりますが、原曲の音の重なり方と違ってくる場合があります。

 

 

 

こういった様々な差が積み重なることで、しっくりこない感覚が生まれるのではないでしょうか。

 

他の楽器と一緒に演奏しないで、ギターだけで改善するのには限界があるかもしれません。

 

しかし少しでも、理想の響きに近づけたい所ではあると思います。

 

以降、1つずつ対処方を見ていきたいと思います。

弾く弦を変えてみる

 

まずは最も手軽で、現状のコードフォームがそのまま利用できる方法です。

 

コード自体は合ってそうなのになんとなくしっくりこない時、弾く弦を変えてみます。

 

必ずしも、コード譜やコードブックに載っている通りに弾かなくて良いということですね。

 

 

 

例えば、響きがキラキラし過ぎていると感じる時は1弦を弾かないとか、音が重たいと感じる時は高音弦を中心に弾くとかといった形です。

 

ストロークだと消音が大変になることもありますが、指弾きだと比較的容易に変えられますね。

 

効果は、そのコードがどのようなボイシング(音の重ね方)かにも依存しますが、とにかく感覚を大事にしてやってみるのが良いと思います。

 

また、コード単体では良くても流れの中では浮いて聴こえてしまうこともあるので、前後の繋がりも要チェックです。

コードフォームを変えてみる

 

例えば同じFコードでも、ギターの指板上には無数に押え方が存在します。

 

しっくりこないときは、コードフォームを変えてみるのも手です。

 

 

 

Fコードといえば、1フレットをセーハして6本の弦をすべて使うフォームが思い浮かびます。

 

しかし人によっては、1弦~4弦だけを押える簡略系のFをメインに使っている場合もあります。

 

この2つの押え方を状況に応じて使い分けるだけでも、結構印象が変わってくると思います。

 

 

 

逆に言うと、1つのコードにつき1つのポジションでしか弾けないと、改善の余地がほとんどなくなってしまうことになります。

 

沢山知っているほど偉いという訳でもないですが、適切なコードフォームを選べたり、自分で作れるようにしておくことは、表現を豊かにする上で重要なポイントになってきそうです。

テンションを変えてみる

 

コードに9や♭13などのテンションが指定されていることがあります。

 

そういったテンションコードの部分で、なんとなくしっくりこないことも多いです。

 

 

 

理論を知っているなら、テンションノートを変更してみると印象が改善することがあります。

 

詳しい説明は割愛しますが、例えばG7(♭13)をG7(♭9)にするような感じです。

 

 

 

よく分からなければ、一旦テンションを抜いてしまうのも手です。

 

例えばG13をG7、もっと言えばGにまでしてしまった方が、イメージ通りの響きになることもあります。

 

お洒落な曲だから指定されているテンションをきちんと入れないと・・という風に意固地にならず、音を聴いた印象を素直に受け取るのが大事かもしれません。

歌メロを考慮する

 

コード譜で、唐突にCadd9のようなコードが出てくる時、それはメロディーの音を意識してのことかもしれません。

 

CのコードトーンでないD(これがadd9にあたる)音が長く続いているため、衝突を避けたり歌を歌いやすくする目的でCadd9としているパターンです。

 

きちんと採譜してくれているので助かりますが、これがありがた迷惑な場合もあります。

 

それは、コードが複雑になって弾きづらくなるのもありますが、歌メロを考慮してコードを変える必要性がそれほどないことも多いためです。

 

例えば先ほどのCadd9の場合、歌メロにD音が出てくるにしても、すぐにCのコードトーンのCやEに行くのであれば、バックのコードはCのままでも気になりません。

 

むしろ、丁寧にCadd9からCにというコードの流れにする方が、くどいと感じるかもしれません。

 

 

 

ただこれは逆もあって、歌メロを考慮しないせいでしっくりこないパターンもあります。

 

どちらにせよ大事なのは、歌メロ(主役)を把握しておくことかと思います。

 

その上で違和感を持てたのであれば、改善の方向はほとんど見えてると言っても過言ではありませんね。

 

 

 

ちなみに、少し前に出てきたテンションノートが、歌メロを考慮する理由で入っていることもあります。

 

コードに細かい音の指示があったら、一度疑ってみて下さい。

正しいコードを拾う

 

最初に少し書きましたが、そもそもコード譜に書かれているコード自体が間違っていることもあります。

 

この間違いも、コードの構成音が似ていておしいこともあれば、全然違うなんてこともあって幅があるのですが・・。

 

書かれているコードが原曲で想定されているものと違うのであれば、これはもう正しいコードを探すしかありません。

 

 

 

比較的簡単な方法は、別のサイトや楽譜を確認することです。

 

同じ曲でも、作っている人が違うとコード譜も結構変わってきます。

 

いくつか当たってみると、正解と思われるコードが見つかることがあります。

 

 

 

耳コピに慣れている人なら、自分で聴いて確かめるのが一番かもしれません。

 

違和感がある部分のベース音だけ取ったり、こっちかな?と思ったコードを曲と一緒に弾いて確認するだけでも、結構なヒントになります。

 

音源があれば何回でも繰り返し聴くことができるので、納得いかない部分があれば粘り強く探ってみましょう!

 

 

 

以上、コード譜の通りに弾いてもしっくりこない時の対処法をご紹介しました。

 

アンサンブルの場合は別ですが、1人の場合は自分が納得いく響きで弾きたいですよね。

 

今回のブログが何かの参考になれば幸いです。

 

 

 

それぞれの対処法はそれ自体が奥深い内容で、今回は表面的な部分しか書くことができませんでした。

 

また個別に深掘りするかもしれませんが、詳しく知りたい方はギター教室の方へもお問い合わせ頂けたらと思います。

 

最後までお読み頂きありがとうございました。

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